起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

就活は1社目を辞めてからが本番

5月。初夏ですな。ゴールデンウィークも終焉。
 
新しい年が始まり、街や仕事先で新社会人を見かけることが多くなって来ました。
 
僕は京都でライターをやる前に、東京で大学生への就職支援、社会人への転職支援の仕事をしておりました。その経験から思うのが、
 
就活は1社目を辞めてからが本番
学生の時にやる就職活動では、自分がやりたい仕事、向いている仕事、企業の見方、企業を選ぶ基準が学生に見える範囲でしか分からない。
それが就職をしてみるとグンと広がる。自己分析が進んで、やりたい仕事も明確になるし、企業のどこを見て判断すればいいのかもより分かる。
 
ということで就活は1社目を辞めてからが本番だと思います。
 
 
例えば、僕は1社目を5ヶ月で辞めたのですが、5ヶ月で理解したことと言えば、
・自分は仕事が出来る方かと思っていたらクソ使えないやつだった。
企画力、行動力には自信があったが、会社の中でそれが発揮出来るポジションに進めるのは日々のルーチンワークを完璧にこなせるようになってから。しかしルーチンワークが予想以上に出来ず死亡。
 
・月の残業が40時間でめちゃくちゃ働いた気がする。
1番忙しかった月の残業時間が40時間でした。僕としてはこれが限界だが、世間的にはまだいい方なんでしょうね。ひえー。
 
・土日休みより水土休み、みたいな方がいい。
研修期間の部署異動のため、土日休みと水土休みのような平日と土日で1日ずつ休むパターンを両方経験しましたが、圧倒的に後者。土日の連休は嬉しいが、その後の5連勤が耐えられない。
 
・教育やりたい
就職活動が終わった後、自分が4年間で得たものを後輩に伝えたいと思い、大学4年の10月に教育サークルを立ち上げました。この活動がおもしろすぎて人の成長に携わることに目覚めました。が、就職活動をしていた頃には全く考えていなかったので、内定先は一切教育関係なし。人材系の企業に行けば良かった。
 
などなど。
 
 
あなたにとって「ブラック企業」とは
転職先を考える時に「ブラックは嫌です」ではなく、あなたにとって何がブラック企業なのか具体的にするべし。残業代が出なければブラックか。毎日終電帰りならブラックか。上司が怒鳴り散らす人ならブラックか。1社目の経験から絶対に譲れないところ。そして譲れるところを明確に。
前職の経験で月の残業40時間以内がいい。その分給料は普通でいい。一緒に働く人が大事。仕事はたいしてやりがいがなくてもいい。僕なら会社の宴会で新人に余興をやらせる会社はクソブラック。余興の準備が業務時間以内ならまあ勘弁してやるが、業務時間外にやらせるのは絶対に許さん!とかね。
 
「最低3年勤めろ」という出典不明の言説
どうせ辞めるのなら早い方がいい。「最低3年勤めろ」というのが広まってるけど、誰がどういう理由でいい始めたのか。個人的に、3年ってめっちゃ長くね?しかも22歳から25歳の1番成長出来る3年間。そこをただ我慢で過ごして何が得られるのか。
 
新人として扱ってくれる年齢まで、25歳以下かな。第二新卒の範囲。それまでは自分のキャリアで色々遊んでもいいのではと思う。
 
半端に長く居てキャリアを築いてしまうとその業界、業種から抜けられない。もう新人とは扱ってくれなくて、前職の経験が活かせる職にしかつけない。うんざりだと思ってやめた仕事を、結局また別の会社でやることになる。
 
かと言って早く辞めすぎても良くない。入って1ヶ月とかで辞めると、仕事も会社のこともよく分からない。出来るだけ次の就活に繋がる判断材料を集めてから辞めるべき。
 
理想の会社はない
仕事内容、労働条件、人間関係、すべて満足する会社はない。会社が100%満足する人材がいないのと同じように。我慢や諦めも大事。他人がつくった会社、言わば人の家で思いっきりくつろげる訳がない。そりゃ気も使うし、我慢もしないといけない。
 
 
ということでした。就活は1社目を辞めてからが本番。
新社会人の皆さん。どうかお身体に気をつけて、毎日をお過ごしください。
 

デジモンOP『Butter–Fly』を作詞作曲した千綿偉功はもっと評価されるべき

デジモンアドベンチャーOP『Butter–Fly』

カラオケランキングで上位にランクインする人気曲です。デジモンファンの僕はもちろん大好き。

 

デジモンソングということを抜きにしても本当に素晴らしい曲で、歌い手の和田光司さんはちゃんと褒められています。
Youtubeの『Butter–Fly』へのコメントを見ると「和田光司最高!!」的なコメントがあります。

しかし「千綿偉功最高!!」というコメントは見たことがないので、僕が紹介しようと思いました。

 

千綿偉功とは?

『Butter–Fly』の作詞、作曲をしたのが千綿偉功なのです!

つまり『Butter–Fly』の生みの親、それが千綿偉功。


携わった有名な曲はこちら。

デジモンアドベンチャー主題歌『Butter–Fly』作詞、作曲

デジモンアドベンチャー02挿入歌『僕は僕だって』作曲

デジモンフロンティアED『イノセント〜無邪気なままで〜』作曲

金色のガッシュベルOP『カサブタ
カサブタは作詞、作曲、歌手も千綿偉功!

 

表に出る歌い手が注目されがちですけど、作詞家、作曲家もぜひ注目してみてください!

 


最近自覚した作り手への敬意。文章でも音楽でも、なにかをつくるということはそこに人の意志と人生が詰まっていて、それに対する評価は「いいね!」しかないと思う。

つくられたものに対して、批評ではなくただの悪口を言う人は(自分で何もつくったことがない人なんだな)と思うようになりました。

デジモン超進化ベスト!

デジモン超進化ベスト!

 

 

 

金色のガッシュベル!!シングルスコレクション

金色のガッシュベル!!シングルスコレクション

 

 

 

「変わってるね」と言われて嬉しがるのは凡人

人に「変わってるね」と言われて嬉しがるのは普通の人だと思います。変人に憧れているだけの凡人。他人から見て本当に変わってる人は他の人と違うからこそ苦労してるはず。変わり者で生きることの苦労を知っているはず。だからこそ「変わってるね」と言われても嬉しくない。

僕は「変わってるね」って言われても喜べない。「私には理解出来ません」って言われてるのと同じ。ものすごい孤独になる。最近は自分が世間的には変わり者だということを受け入れたので「変わってるね」 って言われても「まあ、そうですね(笑)」って笑って言えるけど。

「個性があっていいじゃん」って思うかもしれないけど、自分の変わりようを社会で認められる「お金になる個性」へ昇華させるまでが修羅の道。変わり者そのままの個性を出していったら怒られる。でも個性を隠して生きたら個性を磨くことが出来ない。だから自分をさらけ出しながら、そしてその自分を否定され続けながら生きていかないといけない。さらけ出していく中で「君のそういうとこ、おもしろいねえ」と評価されたところだけが社会で認められる個性で、そこだけを抽出して自分の個性としていく。つうわけで前半戦マジ地獄。後半戦はたぶんラクになるけど、前半戦でだいだいみんな死ぬ。

 

 僕とか本当に働けない子ですからね。新卒で入った会社は5ヶ月しかいなかったけど「新人でダントツに使えないやつ」って評価から抜けられなかったし。最近バイトを普通に仕事出来なくてクビになったし。本当に起業するかニートになるしかない。たまたま人と関わるのが好きで行動力があるから家に閉じこもってないだけで、気を抜いていたらちゃんとニートになる。

ついでに、個人事業主をノマドワーカーとかフリーランスとか横文字にしてカッコいい感じにする最近の風潮マジ違和感。ノマドワーカーもフリーランスも社会不適合者のなれの果てだっつうの。 別にカッコいいもんでも誇るもんでもない。それでしか生きられないだけです。

 


変わってて良い事なんて特にない。変わり者で良かったと思えるのは努力の証。自分の個性を社会で認められるレベルまで磨いたってことだから。人と違うことはそのまま生きづらさにつながる。みんなが出来ることが出来ない。楽しんでいるものを楽しめない。分かりやすい才能なら欲しいけど、ハンパな個性だったらない方がいい。単に人生の難易度が上がるだけだ。普通がいちばん。

「引きこもり」を再定義する

引きこもり。もうこの単語も普通に意味が通じるようになって来ましたね。でもそれぞれが抱いている引きこもりのイメージには違いがあると思います。引きこもり、という言葉がなにかを表現する際により使いやすいよう、元引きこもりとして引きこもりについて最近考えたことを書いていきます。


「空間的引きこもり」と「人間的引きこもり」
引きこもりには「空間的引きこもり」と「人間的引きこもり」がいると思います。

僕は人間的引きこもりです。「人に会えるゲージ」みたいなやつが僕にはついていて、例え仲の良い友達でも一緒にいる間は減っていく。ゲージが少なくなると、気を使うのが難しくなって人への対応が雑になる。自分の家に遊びに来てくれている友達にも「早く帰れ」って思います。別にコミュ障ではないけれど、でも他人と一緒にいる時間が長すぎるとテンションが下がる。それが人間的引きこもり。

 

空間的引きこもりは、自分の部屋から出なくても息苦しくならない、お外に出るのが苦痛なタイプ。僕は空間的引きこもりではないので、すみませんが説明はざっくりで。

一般に使われている「引きこもり」は空間的引きこもりと人間的引きこもりを一緒くたにして使われている気がします。あと引きこもり=ニート、みたいな印象も受けます。

僕は人間的引きこもりですが、空間的引きこもりではないです。なので人に会いたくないために家にいる時でも、だいたい夜には空間的にツラくなって買い物や散歩に出かけます。

 

ルームシェアをしていた頃の友達は、空間的引きこもりなので休日は基本ずっと家に居ました。でも人間的引きこもりではないので、電話で友達と話したり、LINEやFacebookTwitterでひたすら人に絡んでいました。

 

 

僕は大学卒業後、4月から8月末まで5ヶ月間会社にいたのですが、精神的にずっとツラくて、休みの日は誰とも会わずどこにも行かず、ずっと家に引きこもっていました。

この現象を「会社で働くことが向いてない」と説明していたのですが、もしかしたら人に会いすぎて疲れていただけかもしれないですね。基本的に会社にいる間は誰かしらと一緒にいるじゃないですか。なのでどんどんゲージが減っていく。僕のゲージは、週5日の勤務に対して休みが2日では回復が間に合わない。だから僕はずっと調子が悪かった。仕事終わりに会社の人と飲みに行くのも、一緒にランチをしに行くのも嫌でしたから。でも別に会社の人が嫌いだった訳ではなくて、単純にひとりの時間が欲しかっただけ。人に会えるゲージを回復させる時間が欲しかっただけだったのではないかと今は思っています。

 

人間的引きこもりの新社会人へ
仕事はそこまでキツくないはずなのに、土日全く家から出れない。という新社会人は単に人疲れかもしれません。人に会えるゲージが普通の人よりちょっと少ないだけ。でもそんな人は働き方を考える必要があると思います。


僕はライター、文章を書くのが仕事なので、仕事時間の半分以上はひとりで過ごしています。これなら人間的引きこもりの僕でも大丈夫。仕事の受注はリアルでしか受けないので営業や打ち合わせもありますが、多くても1日に1件3時間ぐらい。これぐらいなら無理がない。


あと最近、電車や車で人と一緒に移動している際に「一旦失礼します」と断って、イヤホンで音楽を聴くというゲージ回復方法を実践しています。だいたい5曲も聴けば回復して人と話したくなるので、イヤホンを外して「ただいま」と言います。めっちゃ効果あるのでオススメです。特に友達との旅行中とか。「早く家に帰りたい」とか思わず旅行を楽しめると思います。

 


周りを見ると、人と丁寧に接する方ほど休日は人間的引きこもりが多いようです。気を使う分ゲージの減りが早いのでしょう。


僕も色々気にし過ぎる性質です。これは迷惑じゃないかな?不快に思われないかな?と考え過ぎてなんにも出来なくなります。そして疲れます。


これでは生きるのが大変なので、歳を取るごとに雑になって来ています。成長です。

(◯◯さんに会いたいけど、いきなり連絡して迷惑じゃないかな?忙しいだろうしなぁ。。って気にしすぎー。とりあえずメールしたらええねん。そら送信)みたいな。


人間的引きこもりの同志諸君。休日にバーベキューをするような活動的なリア充社会人にペースを乱されることなく、僕たちの日々をゆるやかに過ごしていきましょう。

 

最近思うこと【2017年4月 京都にて】

最近思うことをぴろぴろ羅列してゆきます。

ちょっと前から自分が生まれた意味、生きる目的を言葉で表したい思い始めまして。仕事の自己紹介で「僕はこのためにこんな仕事をしています!」ってパシッと言えるようになりたくて。そこで見つけたのが『オンリーオーダー』という概念だったりして。これについてはもうちょっとほじっていきたい。

karasimentai.hatenadiary.jp

 

黒歴史を発見

自分の心の海にダイブするような生活をしていたら、とんでもないものを発見してしまいました。黒歴史というやつです。僕の中でなかったことになっている期間。なぜなら人生で最も自分が弱かった時間だから。明確にいつの自分かは分かっているんですよ。小学校四年から五年までの1年間。あばばばば。ほら、どんな1年だったか言語化することを心が拒否しています。自分の弱さに向き合うとはこういうことか。弱さを受け入れて今の自分があると思っていたけど、まだまだ甘かったようでござんす。拒否反応がひどいので、とりあえずこれは保留。

 


15歳の自分との対話

karasimentai.hatenadiary.jp

これも対話事項がたまって来ました。

対話してどうなるか?僕の信念や価値観のアップデートが起きます。

 例えば、15歳の僕の信念は「誰も頼りにならない。だから自分だけを信じて生きる」でした。これでこの10年過ごして来たんですけど、さすがに思想が古いので、今の自分の状況に当てはまらなくなって来ました。

15歳の時は周りにクソ野郎(ごめんなさい)しかいなかったので、誰の話も聞く必要はなかった訳です。しかし、この頃自分の周りにいる人を見渡してみると、いつの間にか尊敬できる人しかいないのです。マジで。っていうことは意地張って孤独気取ってないで、素直に周りの人から学んでいけばいいのです。

 つうわけで「自分だけを信じて生きる」この信念いらなーい。ポーイ。みたいな。

これもけっこうストレスを感じますが、あばばば、と人格が崩壊するレベルではなく、ちゃんと人間のままで向き合えるので、ひとつひとつアップデートしていきましょう。

 

小説を書き始めました

小説を書き始めました。元々原案は頭の中にあったので、それをちゃんと文章化していこうかと。今の自分の中身で書けなくなるまで書ききりたいですね。喫茶店で書いてて自分で感動しちゃって泣く、ぐらい楽しく書いてます。期待。

 

文章の話題になったのでブログの話を。創作あるあるですが、自分が気合を入れて書いたものよりも、ぺろーっと軽く書いたものの方がウケたりしますよね。

ということで僕が「しょーもな!」と思って書かなかったような記事に、これから挑戦していこうと思っています。

 

仕事のやり方について

仕事のやり方について、ひとつスッキリしたことがあります。

僕は今まで、基本的にひとりで仕事をして来ました。そしてそれに美学を感じていました。でもこれも僕の古い信念で、そろそろ捨てようかなと思っています。

僕は「俺の考えたビジネスプランをみんなで実現しようぜ!」ではなく「このメンバーでやるとしたらどんなビジネスがいいかな?」というやり方が出来る人なんです。人の価値を引き出して、大きな1つの価値にまとめることが出来る。

「俺の考えたビジネスプランをみんなで実現しようぜ!」を図にするとこう。

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僕はこう!

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そういえば昔「あなたは鵜匠だね」と言われたのを思い出しました。

 

仲間と一緒にやることそのものが僕の夢なんです。だから何をやりたいかは一旦置いといていい。そこは自由になれる。

 

最初の起業を失敗した僕からのメッセージを思い出しました。

『1歩目から理想を体現できると思うな』

 

仲間と一緒にやる。ひとりでやろうとしない。最初から理想を体現できると思うな。自分で「浅いわ〜これ」と思うようなものでもいいから、とにかく一発当てる。

こないだ京都から淡路島に遊びに行って、このような意識をもらって帰って来ました。ありがとう淡路島(で僕に向き合ってくれたお方)

 

 

こんなところですかね、最近のモヤモヤしていたことは。今はだいぶサラッとして来たので書くことが出来ました。

 

 

追伸

京都では桜が見頃を迎えました。

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