起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

才能と努力

ビギナーズラックは神様からの贈り物

ビギナーズラックってあるじゃないですか。初心者が経験者よりもいいプレイをしちゃうやつ。あれってその分野の神様からの贈り物だと思うんすよね。

例えばゴルフなら、
『はじめまして、ゴルフの世界にようこそ。どうぞ楽しんでいってね』byゴルフの神 みたいな。
初心者の人に勝たせてあげて『ほら、ゴルフって楽しいでしょう?ぜひまたやってちょうだいね』というメッセージ。優しい世界ですわ。

1発目が楽しければ「おもしろかった!またやりたい!」と思える。それを思い出に、理想にしてがんばれる。そうやってがんばった人がより奥深くおもしろさを知れる。

 

僕、いまライターで文章を書くことを仕事にしてますけど、思い返せばちゃんとビギナーズラックという名の贈り物をもらってるんですよね。

小学3年生の時に授業で小説を書くことがありまして、そこで作文や読書感想文ではなくフィクションとしての文章を初めて書きました。あの時、アイデアが湧きまくって筆が止まらないということを体感して、めちゃくちゃハイになっていたことを今でも覚えています。

あれで『文章を書くってとても楽しいことなのよ』と教えてもらったから、書くことへの抵抗が無くなり、15歳から今まで10年以上続いている日記を書くことに繫がり、それがブログに繋がり、そして今ではライターとして文章を書いてお金を貰えるまでになりました。ありがとう文章の神様。

 

才能とは、楽しめること
人は誰でもなにかの才能を持っているというのが僕の思想です。あることに興味を持って楽しめること。それが才能だと思っています。楽しければ自然といっぱいやるので、結果的に誰よりも上手くなる。その結果だけを見て才能がある、才能がないと普通の人は言いますが、そうではなくて、

楽しめる才能がある→楽しいからたくさんやる→人より多くやった結果、人よりも上手くなる

ということだと思っています。逆に興味がない、楽しめなければ、人と同じくらいかそれ以下の時間しか使わないので、結果それぐらいのレベルになると。

いい文章の書き方を人に教えたりして痛感するのは、どんなことでも上手くなるにはひたすら数と量。コスパのいい方法なんてなくて、ただ膨大な時間をぶちこむしかない。

 

自分の「楽しい!」を探す努力をする

そしてぶちこむためには、何よりも「これをやってるのが楽しい」というのが大事。楽しくないことに自分の人生をたくさん使うのはただの苦痛ですからね。苦痛なことを我慢してやり続けることを世間では努力と呼んでますが、僕はまっぴらごめんです。なぜなら僕の人生は苦痛を味わうためにあるのではないからです。

努力すること、コツコツやり続けることが大事なのではなくて、自然とコツコツ努力できる、自分だけの「これ楽しい!」を見つけることが大事だと思っています。苦しいことからは逃げたらいいんです。逃げて他の場所へ、神に愛された自分の才能を探しに行けばいいのです。

「苦痛に耐えることが人生」みたいな昭和の価値観では、我らが平成生まれは幸せになれんぞ、と強く思っています。

投票めんどくさい

世は衆議院選挙じゃないですか。僕、大学で政治学専攻だったくせに、最近は投票行かないんですよ。てか政治自体を気にするのをやめたんですよ。だって不祥事ばかり見させられて腹が立つだけだし、腹が立ったところで一般人にはどうしようもないし。それを見て愚痴を言うだけのおっさんにもなりたくないし。

 

投票も1票入れたぐらいじゃなにも変わらないし。「大人の責任果たしてる」的な満足感なら別にいらないし。そんなことのためにニュース見て新聞読んで、投票所がどこか調べて時間つくって行ったり。その結果、得られるリターンは?そんな時間があるなら仕事した方が自分の幸せに繋がるわ。と思うので我関せずのつもりでした。が、

 

こないだ市民税の支払い通知が来まして。額は大したことないんですけど、めっちゃムカつきまして。「俺が必死に考えて行動した結果手に入れたお金を紙1枚で『寄こせ』とは何事だ」と。払った分の仕事をしてくれれば何の問題もないんですが、果たしてお前、仕事してるのかと。仕事してるとして、それを市民に伝える努力をしてるのかと。「あなたの市民税で、これとこれとこれをやっています」と分かりやすく説明できるのかと。

 

さあて、ここまで書いて自分で、子どもみたいなこと言ってんな。とは思って来ましたが。

 

払い込みだからこういうことになるんですよ。払う払わないの最終決定権がこちらにあって、しかも自分で払いに行かないとならない。会社員の時みたいに勝手に取っていかれる分にはいいんです。今回は、こちらからお金を用意して自ら払いに行かないといけない。行動しないといけない訳です。なので僕は、自分に行動してもらうために自分自身にお伺いを立てないといけない。

 

「あの、市民税の払込書が来てます」

『市民税?はいはい、払っとけばいいのね』

 

普通の人ならこれで済むと思うんですが、

 

『そもそも市民税って何?』

って言いだすんですよこいつは。こいつは、って僕なんですけどね。

 

『市民税って何に使われてんの?内容によっては払わないけど』

自分自身を納得させるのが本当に大変っすわ。死ぬほどめんどくさがりなのでちゃんと理由がないと動いてくれません。いったいどうしましょ。

 

みたいなことをぼやぼや考えていて思ったのが、今後、同じことが起きるなと。

今はまだ零細自営業だからいいけども、これから仕事が加速していくと、所得税なり法人税なり払わないといけないものが増えて来ますよね。となるとまた同じことを言うに決まってる。

 

『なんで社会のためにより多く働いたやつからより多くカネを持っていくの?そのカネで救う弱者は本当に救う価値があるの?救うとしてもその救いかたが本当にいいの?』

みたいな。

 

あー、めんどくさ〜こいつ。世の中たいていのことに意味も理由もないんだから「なんで?」なんて疑問を持たず黙ってやっときゃいいの。でもそれができないから今ここにいるんです、という事実。疑問を持つのはどうしようもない。これこそが愛すべき自分。

 

ということで「政治なんて関わっても時間のムダ」と思ってましたが、やはり関わざるを得ないのが政治のようです。。

 

つうわけで、まあ気は進みませんが、将来の自分を納得させるために投票行こうかなと思っています。候補者とか調べたりしちゃおうかな。やっぱりめんどくさいな。

 

このブログ&運営者について

起業家ニートライターです。個人でライターをやっている26歳です。

就活を前にした20歳の時に、

(これから人生のほとんどを仕事で過ごす、ということは…仕事がツラいと人生がツラくなる。。あかんあかん!自分が楽しめることを仕事にせな!)

と思い、様々な試行錯誤を経ての今があります。

 

以下ざっと経歴です。

 

就職するも会社員が向いてなさすぎて、入社5ヶ月で逃げるように退職し起業。


知人から頂いた地域活性化コンサルの仕事、自分で人材紹介業を始めるが両方失敗。


実家に戻りニートを6ヶ月、その後はフリーターをしていましたが、「このままでは後悔しかない人生になる」と思い、2017年から起業仲間のいる京都に移住、ずっと文章を書くことが好きだったので、ライターとして再スタートしました。

 

最近の主な仕事

神田のワーキングスペース BIRTH KANDA

http://birth.tears-drop.com

こちらのサイトのライティングを担当しました。この仕事が非常に楽しかったので、現在は主にホームページ制作をやっています。

 

今後やりたい仕事

うどんが大好きなので、なにかしらうどんに関わる仕事がしたいです。香川への移住を検討中です。

 

karasimentai.hatenadiary.jp

 

1文字1円以下で買い叩かれるライターにならないように

ライターの仕事は下の下
最近仕事してて思ったんだけども、ライターの「書く」って仕事はその企画全体のうちの最後の1%じゃないすか?事業コンセプト、メインターゲット、どう訴求していくか?どういう価値を届けたいのか?99%固まってやっと「じゃあこういう文章を書きましょう」となる。ってかそこまで決まってないと書けない。

「この文章はどういう人が見るんですか?」
「見た人にどういう行動を起こして欲しいんですか?」

という情報も必要だし、

「そもそもこの事業はアリなんですか?僕は消費者として欲しいとは思えないんですけど」

と、自分の中で「これはいいですね!」と納得できないと書けない。自分の心に響いていないものを、他人の心に響かせることなんてできないから。


で、世の仕事に「99%決まっていてあとは言われた通りに書くだけ」なんてものはごくわずか。逆に、決まってる仕事はだから安い。

お家デートに関する記事。

ターゲット都内在住の20代〜30代女性。

600文字程度。

〜〜

こういう仕事だと1文字いくらで買い叩かれる。

クラウドソーシングのライターの案件に「記事執筆1000文字500円」とかざらにあって(ライター舐めんてんじゃねえぞボケが)と思っていたけれど、この観点で考えるとまあしょうがない。仕事で大変なのは99%を決めるまでであって、そこまで固まってれば書くのは簡単。だから安い。よってライターの仕事は下の下。

 

最終的には事業全体を見られるライターに
ということで、そら書くだけだったら仕事としての価値は小さいので、お金も小銭しか頂戴できん訳です。

世に「99%決まっててあとは書くだけ」なんて仕事は少ない。PRに関わるライターはどんな事業でも必要だから、事業の統括者は初期からライターを探している。なのでだいたい事業の初期段階から加わることになるでしょう。そこで「僕ライターなんで。書くのが仕事なんで」ってぼーっとしてたらあかん。99%を決める事業デザインにも参加しないといけない。

「多くの競合商品の中から、この商品をお客さんが買ってくれる決め手はなんでしょうか?」

とか、キャッチコピーを考えるのに必要な要素をこちらからヒアリングしていって、 もしバシッと決まっていなければ一緒に考えていく。というわけでライターって(恐らくほとんどの職種が)最終的には事業全体が分かっていないといけない。

10%しか固まっていないプロジェクトを一緒に100%までつくっていく。そういう能力が必要だし、僕はそういう仕事がしたい。そっちの方がおもしろいから。

 

筋を通すのが仕事
この話をこないだ出会った編集プロダクションの方にしました。「ライターって書くことよりも書くまでの仕事が重要ですよね」って。

「筋を通すのが仕事だ」とその方はおっしゃっていました。

社会から見た時に「お前それお金が欲しいだけじゃん」と思われないように、「この事業は社長、あなたが本当にやるべきことなんですか?」と問い詰める。誰が見ても素晴らしいと言われる事業をつくるまでが仕事で、それができて初めて企画考えたりする。とのこと。僕の中で最近キテるので共有です。筋を通すのが仕事だ。

 

好きな人と仕事をする
以上を踏まえて、

自分が好きな人と仕事をするのが1番だな!

と思うわけです。てゆうか最低条件。

事業デザインに参加するってことは、こちらからグイッといかなきゃいけないわけですよ。その踏み込んだ提案をする原動力になるのが結局、

「この人のために仕事をしたい」

「この素晴らしい商品を世に届けたい」

という気持ちだと思うんです。お客さんが好きかどうか?関わる事業や商品を、本当に人のためになるものだと感じられるか。

ここがないとわざわざ提案しようという気が起きないじゃないですか。依頼されたことだけやっていればいいや、と。だってもらえるお金以上に仕事をしたら自分が損だから。自然で論理的な行動。この損得を超えるのが、僕の場合、好きとか共感とかなのです。

「この人と一緒にいい仕事をしたい」

という情熱なんですよ。

なので若輩者ですが、自分が好きになれない人、共感できない仕事はやらん方がいいなと強く思います。悪事の片棒を担いで、世の中に不幸を撒き散らすのはよくない。どうせ撒き散らすのなら、幸せの方がいいっすよね。

香川で絶対食べたいうどん3選

10歳の時、群馬の水沢うどんを食べて「これは…!」とその美味しさに衝撃を受けてから、僕のうどん求道者としての人生が始まりました。大学時代には、2年の春、3年の夏、4年の夏と東京からうどんを食べるために1人で香川に行くほどのうどん好きです。

そして2017年9月、久しぶりに香川うどんの旅をして来ましたので、2017年版、香川で絶対に行きたい3店を紹介します。

 

1、一福(いっぷく)

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一福。最初に食べた時に感動して以来、うどん旅の際は毎回食べに行く店です。

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麺は細めなのですが、どこの店にも負けないほどのコシがあります。ダシはいりこベースの香川で珍しくカツオも効いています。

一緒に鶏天も頼んだのですが、ジューシーな鶏天をカブッとやって口が油っぽくなったのを冷たいダシでサッとクリアにし、そしてうどんを口いっぱいにすすり込み、モチッモチッとやる。この流れがハマりすぎて最高でした。色んな店を巡りたい時に高カロリーの天ぷらはご法度ですが、うどんとダシとのコンビネーションが素晴らしいので、お腹に余裕がある時は鶏天もぜひ。

 

2、山越うどん

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香川うどん旅の王道のお店、山越うどんです。雑誌やグルメサイトで高く評価されていて行列がやばいです。そういう観光客に人気なお店はうどん屋に限らず大抵そうでもないイメージですが、山越うどんはちゃんとうまいです。

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麺の太さは中。ムチムチとコシが強く、ダシもうまい。これぞ讃岐うどんという味。初めて本場のうどんを食べる人は、ぜひ山越うどんから始めて幸せを味わって欲しいです。

ちなみに釜玉うどん発祥のお店ですが、釜玉を食うやつは香川でうどんを食う資格がないです。なんにも分かっちゃいねえ。香川でうどんを味わうにはどの店でも注文は冷やかけ(冷たいかけうどん)一択です。

 

3、須崎食料品店

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須崎食料品店。この店が今まで行ったすべてのうどん屋の中で1番うまかったです。

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とにかく麺が最高でした。まず太い。この太さは香川でも滅多に出会えません。なのに固くはなく、歯が麺にスッと入ります。そしてモチモチとコシがありずっと噛んでいられます。最高のうどん。

メジャーな観光雑誌には載っておらず、僕もタクシーの運転手さんから教えてもらいました。食べ終えた後も「あぁ〜、うまかったな」と1時間は感動の余韻が楽しめます。

生きてて良かったと心から思えるうどんです。人生に疲れて死にたい人も死ぬ前にぜひ。生きる希望になるうどんです。

 

4年振り、社会人になって初めての香川うどんの旅でしたが、やはり最高でした。いずれはライターの仕事として、さらにうどん道を極めていきたいです。