起業失敗して引きこもりニートになって気付いた「自分の信念を大事にする」ということの意味
僕がひっそり「この人から学べそうだぞ」と思っている方のFB投稿を見ていたら、
売り上げを伸ばすために爆発的な集客方法とか便利な『やり方』を求めがちだけど、大事なのは、どこの誰を幸せにしたいのかという『在り方』
みたいなことを書かれていて、
「はい…(猛省)」
となったので、その人が僕にくださったコメントを見直してみた。そしたらこんなのがありまして、
「顧客に喜ばれること。それが事業のモチベーションになると本物に近づく」
これ頂いたの1年以上前で、当時は噛み締めなかった気がしますけど、今は、、しみるね。。
起業当初、「顧客とかどうでもよくて、自分がやりたいことをやればええんじゃい!」
って言ってたけど違いました。ごめんなさい。間違ってたのであれは忘れてください。
もちろん自分の気持ちも大事。自分がやってて苦しいことはやめたほうがいい。
でも、事業でやるからには自分の気持ちの先に必ず顧客がいるわけで、その顧客を大事にするのは「これをやって顧客を喜ばせたい!」という自分の信念を大事にするのと同じ。
ほほーん
「自分の信念を大事にする」
というのはそういうことか。
自分勝手で我がままなこだわりを、周りに迷惑かけながら貫くんじゃなくて、こういう人をこんなサービスで救いたい!っていう美しい信念。これを大事にすること。
つまり顧客を最大限に喜ばせようとする行為は自己犠牲ではなく、むしろ自分を最大限に大事にする行為。
なるほど。今やっと分かりました。自分らしく生きる、ってのはそういうことか。
「顧客に喜ばれること。それが事業のモチベーションになると本物に近づく」
これを読んだ直後に全然関係ない知らない人の投稿で見た、
「副業、起業が当たり前の社会になるといいですね!」
ってコメントに、あぁん?と脊髄反射した。
(たぶんその人は分かりやすい表面的なことを言っただけで、根底には、多様な働き方が認められる社会であるように。みたいな純粋な思いがあると察しますが)
副業も起業も、誰かを喜ばせたい、救いたいと思った先にある手段でしかないから、大切なのはその美しい気持ち。
既存のサービスや仕組みでは真に救うことが出来ない人。
そういう人の痛みを感じて、なんとかしたいと思った時、既存の枠を超えるために、就職ではなく起業になる。
僕も最初は美しい気持ちから出発したはずだけど、途中から儲けるビジネスモデルを考えるのに夢中になってしまいやした。
商売だから儲けをどうやって出すか?も重要だけど、別に扶養家族がいる訳じゃないんだから、もっとゆったりと、在り方を大事にしながら少しずつ経営を学んでいけばよかった。と今は思う。
どんな体験をして、何を感じて、心に残ったものが昇華されてどういう志になって、それを実現するために、誰を、何で、どう幸せにするのか。
今、もう一度これをまとめて、定期的に整備する必要がありますね。
しかし、自分らしく生きることの意味がしっくり来たのはデカい。これを学ぶための引きこもりの1年だったのでしょう。
これに限らずですが、今まで関わってくれた皆さんの、伝えてくれた言葉のひとつひとつ。
間違ったことをしていても、黙って見守ってくださったおおらかな気持ち。
そういうのが積み重なって自分の成長、幸せがあると、どん底から浮かんできた今は素直に思えるようになりました。ありがとうございました。
ということで、皆さんこれからもよろしくお願いします!!