「誰でも起業できる!フリーランスになれる!」なんて嘘
前回の続き。
もう起業もね、他人に勧めないことにしたの。
そりゃ上手くいけばものすっごい充実感を得られるけど、そこまで行くのに何度地獄を見ないといけないのか。
こないだ同じように地獄をくぐってきた友達と話してたんだけど、
挑戦→失敗→成長→
成長に繋がるから失敗に価値があるんだけど、そもそも能力がないと失敗すら出来ない。という気づきを得まして。
挑戦(起業)ってのは本人に能力がないと出来ないじゃないですか。
行動力があって魅力を持っていれば、人が集まって来て挑戦の機会を与えてくれるのだけれど、ただの凡人には誰も手を貸してくれない。
リスク度外視で動ける強さと鈍感さも普通ではないので、マジそもそも挑戦すら出来ない。
運良く挑戦させてもらえて失敗したとしても、高い自己反省力がないと失敗を学びに変えられず、ただ死ぬだけ。地獄から帰ってこれない。
今回地獄から帰って来て思ったけど、おれ自己反省力ハンパじゃない。
もうほんとね、おれほど自己反省してるやつおらんぞ。
外からは自信あるように見えると思うし、実際自信はあるけど、同じくらい自分を疑ってもいる。「これで本当にいいのか」って。
普通どっちかに寄ると思うんですよ。
傲慢になるか、自信なさすぎて行動出来なくなるか。
自信があってかつ疑ってもいて、自己反省を欠かさない。こんなハイブリッドそうそういない。
去年の10月から今年の4月まで半年間、ニートで引きこもりだったけど、よく特別な支援なく社会復帰できたと思うわ。あそこで終わっていてもおかしくなかった。
挑戦して、失敗して、成長して、、
このサイクルが回せるのは、おれの能力があってこその話。全員が出来る訳じゃない。
起業やフリーランス化を周りに勧めている自営業の人は、本人がたいしたことやってないんじゃないの?って感じちゃいます。
(すでにはじめちゃった人を応援するのはいいと思うけど)
てゆうか勧めてる人のほとんどが、起業コンサルとかで顧客が欲しいだけ。
レンタルオフィスの運営会社とか。登記を手伝う法律事務所とか。
たいした挑戦をしてないから、死にかけた経験もない。だから他人に気軽に勧められる。
もしくは自分の能力の高さが分かってない。自己分析が甘い。アンタが出来てるのはアンタがバケモノだからでっせ。
あとはスーパー育成者の方。凡人を非凡まで上げられる方。それが出来る人しか起業支援なんてしないで欲しい。不幸な人が増えるだけ。