起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

「変わってるね」と言われて嬉しがるのは凡人

人に「変わってるね」と言われて嬉しがるのは普通の人だと思います。変人に憧れているだけの凡人。他人から見て本当に変わってる人は他の人と違うからこそ苦労してるはず。変わり者で生きることの苦労を知っているはず。だからこそ「変わってるね」と言われても嬉しくない。

僕は「変わってるね」って言われても喜べない。「私には理解出来ません」って言われてるのと同じ。ものすごい孤独になる。最近は自分が世間的には変わり者だということを受け入れたので「変わってるね」 って言われても「まあ、そうですね(笑)」って笑って言えるけど。

「個性があっていいじゃん」って思うかもしれないけど、自分の変わりようを社会で認められる「お金になる個性」へ昇華させるまでが修羅の道。変わり者そのままの個性を出していったら怒られる。でも個性を隠して生きたら個性を磨くことが出来ない。だから自分をさらけ出しながら、そしてその自分を否定され続けながら生きていかないといけない。さらけ出していく中で「君のそういうとこ、おもしろいねえ」と評価されたところだけが社会で認められる個性で、そこだけを抽出して自分の個性としていく。つうわけで前半戦マジ地獄。後半戦はたぶんラクになるけど、前半戦でだいだいみんな死ぬ。

 

 僕とか本当に働けない子ですからね。新卒で入った会社は5ヶ月しかいなかったけど「新人でダントツに使えないやつ」って評価から抜けられなかったし。最近バイトを普通に仕事出来なくてクビになったし。本当に起業するかニートになるしかない。たまたま人と関わるのが好きで行動力があるから家に閉じこもってないだけで、気を抜いていたらちゃんとニートになる。

ついでに、個人事業主をノマドワーカーとかフリーランスとか横文字にしてカッコいい感じにする最近の風潮マジ違和感。ノマドワーカーもフリーランスも社会不適合者のなれの果てだっつうの。 別にカッコいいもんでも誇るもんでもない。それでしか生きられないだけです。

 


変わってて良い事なんて特にない。変わり者で良かったと思えるのは努力の証。自分の個性を社会で認められるレベルまで磨いたってことだから。人と違うことはそのまま生きづらさにつながる。みんなが出来ることが出来ない。楽しんでいるものを楽しめない。分かりやすい才能なら欲しいけど、ハンパな個性だったらない方がいい。単に人生の難易度が上がるだけだ。普通がいちばん。