起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

10年経った今、やっと胸を張って言えること。

僕はとにかく考えこむ人間です。自分の中で納得出来ないと動けない人間です。高校3年の時、「なんでおれは朝の9時から世界史の授業を受けなければならないのか?」と怒りの疑問が生まれていたのをよく思い出します。

 

こんな風になったのは(世の中って理不尽なんだなー)と知った15歳の時からです。自分もなんとなくでダサい方へ流されてしまわないよう、問題意識を持ち、しっかり考えて生きようと決めました。

 

それでも最初の数年は、(こんなごちゃごちゃ考えないで生きる方が幸せなんじゃないか?)と頭がハッピーで楽しそうな同級生を見るたびに感じていました。こんな自分じゃなかったらいいのにと。

 

あれから10年。今やっと胸を張って言える。それでいいのだと。誰にも分かってもらえないと拗ねてイラついてばかりいた15歳の自分に、もし会いに行けるのなら言ってやりたい。「お前はそれでいい」のだと。

 

確かにあと5年はツラい。高2なんて学校にいるだけで気分が悪くなって1週間に1日はサボらないとやっていけないほどだ。

でも、お前はそれでいい。お前の個性も、信念も、感動も、友達も、仲間も、人生を賭けてやりたいことも、全部そこから生まれたものだ。お前が今感じているように、まさしく、ここからお前の人生が始まるのだ。だから、お前はそれでいい。

 

ーー

 

これを先週、東京へ向かう夜行バスの中で考えていて、暗い車内でグシュグシュ泣いてました。

 

まあとにかく、みんな人に認められたいじゃないですか。褒めて欲しいじゃないですか。それ故にバカなことをするじゃないですか。

自分で自分を認める。信念にも傷付いてコンプレックスにもなっている過去の自分を、「よくやってたよな、あの頃のおれ」と心から言うことが出来れば、あの時に認めてもらえなかった自分を認めてあげることが出来る。色んな過去の体験に対してそれが出来れば、コンプレックスを解消し、純粋な信念だけを抽出することが可能なんじゃないかと。そんなことを最近は思うわけです。