起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

引きこもりからコピーライターへ。2017年の振り返り

2017年、今年は「リハビリ」の1年でした。

2015年に会社やめて起業して失敗。2016年はひたすら実家で腐っていました。2016年の10月頃に復活し、2017年1月から新天地の京都に引っ越し。

自分は何がやりたいのか?どこを目指すのか?という軸をもう一度つくる必要がありました。最初の起業の時にも色々考えてはいましたが、一度失敗したことであると、自分の中でバッキバキに折っていました。

 

心機一転、今年からライターをやってみることにしました。でも完全に未経験だったので、すぐに多くの仕事がもらえるはずはなく。

軽いノリで始めたライターだったので、軽いノリでやることがウロウロしました。大学の講師の仕事が来たのをきっかけに、教育への情熱が再燃し、大学生向けの講座を考えてみたり。最終的にやりたいのは、人が幸せに働ける企業をつくることなのだから、フリーライターでがんばるより事業をつくれば?と思ってビジネスモデルを考え、実際に顧客を探してみたり。

たまたま夏頃にライターとしての仕事がちらほら貰えたのと、「やること分散してるから結果が出ないんじゃん」とやっと気づいたので、ライター仕事だけに集中し始めました。

実際に仕事をやることで色々見えてきまして、迷子になってた自分探しの旅はようやく終わったと思います。

 

ターゲットは誰か?

企業のビジネス展開を見ると、ある特定の顧客に対して、顧客が求めるものを全てサービス化しよう。という動きが見えます。

ということは、どんなに事業を広げても、中心のターゲットとなる人は1人であるということ。つまり、ここでよく考えずに自分にとってどうでもいい人をターゲットに設定してしまうと、どうでもいい人を相手に仕事を続けていかないとならない。顧客に価値を提供し続けるために、自分が1番好きな人、一生関わって生きていたいと思う人物像をターゲットに据えるべきです。

僕がこの1年で見出したターゲットは、「主体的に生きる人」です。問題意識を持ち、それを自ら解決しようと意志を持って行動している人。こういう人が僕は大好きで、一生関わって生きていたいと思うし、その人が進める仕事が少しでもゴールに近づけばいいと思います。

そして、こういう人たちの中から、「人が幸せに働ける会社をつくる」という目的地を共有し、将来、一緒に事業を起こし会社を回せるパートナーが見つかればと思います。

 

どんな価値を与えるか?

そんな主体的な人に、僕はコピーライターとして、PRで貢献したいと思います。

いい商品をつくってもらって、僕はそれを世に届けるために働く。想いに共感はしつつも、「お客さんは本当にそれを求めているんですか?」と冷静な意見もぶつけて行く。そうやって本当に人のためになる、人生をかける意味のある仕事を、共にできたら最高です。

 

自分しかやろうと思わない仕事

おかげさまで、この1年でここまでのことが言えるようになりましたー。

去年は「やりたいこと?んなもんねえよ!」というやさぐれ状態だったので本当に良くなりました…。感涙

来年は、これを具体的な事業に落とし込み、きちんと収益を上げられるようにしていきます。

 

あと、今年は10年、20年、果ては30年、仕事をしてきた人が、それだけの年月をかけてたどり着いた「その人にしか出来ない仕事」に加えていただくことが多かったです。

「自分にしか出来ない仕事」なんてよく言われますけど、本当は「自分しかやろうと思わない仕事」が正しい表現だと最近思いました。出来る出来ない、技術の話ではなく、やるかやらないか。そもそもその発想に至るかどうか。その人の想い、「何のために仕事をするのか」という信念の話であると。やっぱり、やってもやんなくてもどうでもいい仕事より、「やるしかない!これはやるしかないっすね!」と話を聞いた時にテンション爆上げになる仕事が楽しいっすね。

 

来年も、というか一生、僕も(何のために仕事をするのか)と自問自答しながら、同じようにその人しかやろうと思わない仕事を追求する人と出会い、共に仕事をしたいです!