起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

普通になりたい 

久しぶりに目的地を決めずだらだらと書いてみます。最近はきれいにまとめる練習をしてたけど、あちこちに話が飛ぶのもいいじゃない。

 

さて、とりあえず年末の1週間だけでていた鮮魚店でのバイトが終わりまして。ほんと疲れた!いま書きながらふと嗅いだ手が魚くさいし。年末の鮮魚店ってめちゃくちゃ忙しいのね。年末年始のごちそうを買いに来る人が多いから。30日は午前4時に出勤して、午後5時で退勤。これだけでもやばいのに31日は午前0時出勤の午後4時終了。つまり30日の午後5時過ぎに帰ってきてご飯食べてお風呂入ってちょっと寝たらまた出動。そして休憩なしの16時間労働、って16時間!?働いといて信じられねえぜ。主な仕事は冷凍マグロの解凍。立ちっぱなしなので足が痛くてのう。ほんまに大変じゃった。

 

このはなしと関連するんだけど、最近「普通になりたい」という願望がありましてな。どちらかと言うと「普通なんてつまらねえぜ」的な雰囲気が出てる方だと思うんですけど、てか出していたんですけど。でもこの頃は普通になりたくて。そして普通の人に近付いていっている自分がおもしろくて。

ちょっとお金欲しいから年末にバイトしよ、ってめっちゃ普通。仕事が出来ない分、元気よくあいさつや返事をするとか。フリーター時代のバイト先でもそうだったけど「はい!」って元気よく返事をして、進んで雑用をするおれをみんなに見てほしい。めっちゃかわいい若者。昔はバイトなんて生活費がなくても出来なかったのにね。それがいまこうして元気よく単純作業が出来ることへの喜び。終わったあと「疲れたー!」って気持ちよく言える労働の素晴らしさ。

 

これも最近思ったんだけどね。おれ、頭がおかしい。前は周りがおかしくて自分が正しいと信じていて、まあ正しさに関してはまだ自信は揺らいでないけど、頭がおかしいのは確実におれの方。これは受け入れました。その辺のなんでもない人と話すとまあ話が通じないけど、これに関してはもうこっちが悪いよ。分かってくれない相手が悪いんじゃなくて、世間的に頭のおかしい事を言っているおれに責任がある。親との関係とか分かりやすくて、両親、特に父親が普通の人だから、いままでにやってきたこととかやりたいこととか、たぶんほぼ理解していない。自分を否定されることへの不満はもちろんあるけど、なんかいまは「こんな風になっちゃってすいませんね」的な気持ちがある。

 

 

ほんと普通になりたい。「誰にも理解されなくていい」とオラついたまま非凡の道を進むのではなく、多くの人に分かってもらえる凡人になりたい。だいたい心にトゲのある人は「出すぎた杭は打たれない!」というトゲを育てる方向に向かうけど、僕はもうトゲを紙やすりでぞりぞり削っていきたい。最終的には尖りきったツンツンな人物よりも、まあるいトゲトゲのこんぺいとうになりたい。ごめん、この例えはウソかもしれない。鋭いトゲトゲで色んな人をぶっ刺したいかも。でもそういうわけで、相変わらずどこかずれた生き方をしているのだけれど、もっかい方向をずらして多くの人と交わる人生にしたいと思っている。

こんなことを言うと「丸くなるな」と心配されるけどご無用です。これぐらいで簡単に丸くなれるほどの尖り具合なら、しっかり生きようと決めた15歳から10年間もこんなめんどくさい生き方なんてしていない。

 

 

普通になりたい。『君の名は。』とか観に行きたい。

「めっちゃ話題になってるし、おもしろいらしいよ?」

→世間で流行っていて、かつみんながおもしろいって言ってるならむしろおれは観に行かない。

この病気はほんといつになったら治るんですかね…。

 

 

「ありのままのあなたでいい」と言われて感動するブス

「ありのままのあなたでいい」

優しい言葉ですなぁ。これ以上、自分を変えるための努力をしなくていいからラクだもんね。

「ありのままのあなたでいい」って言われて喜ぶような向上心のない人間がありのままでいいわけがないだろ。




ありのままの姿見せるのよ♪

ありのままがカラッポだったらなにも見せようがない。



ありのままのあなたでいいわけがないのよ。

ありのままのあなたを殺して殺して殺し尽くした先に、素晴らしいあなたがいるのよ。




自分の信念を強く持つことが大事。

そしてその信念に固執せず、間違いに気づいた時に潔く捨てる軽さも大事。

常に自分を殺す準備をしておくのだ。







編集後記

「ありのままのあなたでいい」ってのは本来、個性があるのにそれを発揮出来てない人へのメッセージでしょ。それを個性も向上心もないブスが受け取ってしまっている。


こういうことは多くあると思っていて、メッセージの伝え手が本質まで説明出来てない場合もあるし、メッセージの受け手が下手くそな場合もある。


「いや、おまえには言ってない」

「いや、そういう意味じゃない」

「いや、今のおまえが受け取る言葉じゃない」

対象が違う、解釈が違う、段階が違う。



個人的には段階を間違えたことが多いかな。

良いことだがいまやるべきことじゃない。大事なことだがいま伝えるべきことじゃない。


段階が大事






宗教勧誘の高度な手口【実体験】

誰だって一度くらい宗教の勧誘を受けたことがあると思うんですよ。

宗教だけではなく、怪しいセミナーやネットワークビジネスとか。

 

僕もノリでほいほい付いていくタイプなので、宗教にセミナー、ネットワークビジネスとだいぶやられました。

 

その中で、

「この勧誘はすごい!これならどんな人でもハマってしまう!」

と感動するレベルの高度なテクニックがありましたので、共有しておきます。

 

 

1、圧倒的にほめる

相手の身の上話を親身に聞いて共感しやたらほめる。

 

「苦労したんだね」「がんばってきたんだね」

「誠実だね」「立派な志だね」

 

悪い気はしない。だれだってほめられれば嬉しい。

 

 

 

2、組織の偉い人に会わせてくれる

んで だいたい話が終わった後に、

勧誘者A「君は◯◯さん(偉い人)に会うべきだよ!わたしがセッティングしてあげるから!」

 

勧誘者B『いきなり◯◯さんに会えるなんてすごいことだよ!!わたしだって全然会えないんだから!』

 

うん、悪い気はしない。

(おれって見込みがあるのかな?)

って思ってしまう。ないのに。あったとしてもカモとしての見込み。

 

 

そうやってホイホイ進んでいくうちに、

セミナー参加、合宿参加、高額商品購入…。ってずぶずぶハマっていく。

 

 

 

僕の場合、主に知的好奇心で近づいていたので、宗教でも儲け話でもだいたい教えてもらって満足したらスッと引く。運良く向こうの人たちも優秀な勧誘者だったらしく、カモとして見込みがないと分かってくれて連絡をして来なくなった。

 

 

 

こうやって思い返してもやはり上手い。

 

人は自分に好意を持ってくれる人を好きになるから、自分をほめてくれる人を簡単には嫌いになれない。自己肯定感が低かったり、他にほめてくれる人がいなかったら離れたくても離れられない。おそろしい…。

 

 

 

結局、自分で自分を認められる、自立した精神を持たないと悪い人に利用されるね。メンヘラはあかん。

 

 

 

 

編集後記

たとえ宗教でも、組織のトップにいる人の話はおもしろい。信念があって魅力もある。

それに群がる奴らは総じてつまらない。全員クズ。

末端の人間にすら魅力を感じるのが本物の組織。

 

 

やりたいことが見つからない人(笑)へ

人からされていちばんムカつく相談が、

「やりたいことが見つからないんですけど、どうしたらいいですか?」です。
 
知らねえよボケ。勝手に探せ。
今までなんにも考えずにぼーっと生きてきたからそうなるんだよ。今さらやりたいことがある人を見て不安になってるんじゃない。ぼーっと生きるなら生きるでそれを貫け。
 
 
 
 
 
オホン。
ということで、やりたいことが見つからない人へのアドバイスをまとめておきます。
これを読んで勝手に見つけて来てください。
 
 
 
よくアドバイスであるのが、自分の人生を振り返って好きなことや得意なことを探すこと。
 
「まずは自分の人生を振り返ってみましょう。子どもの頃に楽しかった遊びは?今まででいちばん嬉しかったことは?これだけは許せないことは?最近悲しかったことは?」
 
こんなんしてもムダ。
今までのつまらないゴミみたいな人生をいくら振り返ってもゴミしか出てきません。
 
 
 
 1、体験を増やす
ですので、自分の殻を破ってなにか新しいことをしましょう。体験を増やしましょう。
体験が強烈であればあるほど、そこからやりたいことが出てきます。
 
「そもそも新しいことをやる行動力がないんです…」
とか言うやつはマジでもう知らん。本当のゴミ。人間じゃない。
 
 
 
2、体験を振り返る
行動して得た体験を振り返りましょう。
 
なにをしたか?やってどう思ったか?
どこが楽しかったか?なにがつらかったか?
 
こうやって自分の感情を振り返ることで、自分の価値観が明確になります。
 
たくさん体験をしてどんどん価値観をクリアにしていけば、おのずと自分のやりたいこと、人生をどう生きたいか?が分かってくるでしょう。
 
 
 
ひとつ付け加えるとすれば、新しくやることは誰かを喜ばせることがいいです。誰かを笑顔にすることはとても素敵な体験になると思います。
 
仕事とは、誰かを喜ばせてお金をもらうことだと思っています。自分が「誰を」「どんなことで」「どんな風に」喜ばせたいかが見つかると、社会人として立派に生きていけることでしょう。
 
 
人を喜ばせることがあんまりハマらなかった人はサイコパスですので、がんばって悪行の限りを尽くし、そして地獄に落ちてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
編集後記
個人的には、やりたいことがないと生きるのがつらい。
生きるために強烈な目的が必要なのです。
 
最近は、なにかに駆られる人生よりも、やりたいことがなくても大丈夫な人の方が豊かな気がしてます。

あさイチの黒柳徹子を見て「天才だ」と思った

「テレビで視聴率なんて気にしたことはなくて、自分がおもしろいと思うことをやっていただけ」


ってNHKあさイチ黒柳徹子さんが言ってた。



会社辞めて起業したばかりの自分だったら、

「やっぱりそうか!!」

って安心して暴走してたけど、それで失敗して浮かんできた今は、


「この人は天才だな」


と思う。

そして、自分は天才ではない、とも思う。


自分がおもしろいと思うことをやって、世の中の人もおもしろいと思ってくれる。

それは天才の仕事。


僕が真似をしてはいけない。


「顧客の反応を気にせず、自分がおもしろいと思うことをやればいいんだ!」

なんて勘違いしてはいけない。




自分がおもしろいと思うことと、多くの人がおもしろいと思うこと。



ここが一致してる感性が天才だと僕は思う。

一致していれば、自分が好きにやることがいちばん人のためになる。




前回の失敗で、僕が真におもしろいと思うことと多くの人がおもしろいと思うことが一致しないことが分かりました(笑)




ということで僕のような凡人は、顧客の反応を気にしまくって、自分の感性と顧客の感性を擦り合わせていきます。