起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

ものをつくることの楽しさとは、自分の人生を生きる楽しさだ

僕は人生において「価値の受け手ではなく、価値のつくり手とならねばいかん」という気持ちがあります。

 

価値の受け手、消費者でしかなかったニート&フリーター時代にも、マンガを読みながら映画を観ながら思っておりました。

「いつかはこれを届ける側に回らねば…」と。


別にマンガや映画に限らず、価値あるものをつくって世の中に届けたい。

 

まだ働くことを知らない、高校生の頃にもプロ野球中継を観ていて感じていました。
グラウンドでプレイする選手とそれを応援するファン。やっぱり見ているだけじゃダメだ。熱狂させられる側ではなく、熱狂させる側になりたい。

 

テーマパークに行くのもけっこうツラい。
ジェットコースターに乗るための行列に並んでいると、自分がひどくつまらない人間に思えてくる。主体的に遊んでいるのではなく、消費者として遊ばされている感じがしてしまう。

 

前に書いていたブログの記事にも書いてありました。
「誰かがつくってくれた楽しさを、ただ消費するだけの人間ではダメだ」

 

 

先日お会いした、ものづくりをしているおじさんが言ってました。


「ものをつくることの楽しさとは、自分の人生を生きる楽しさ、主体的に自分の人生をつくる楽しさだ」

 

おお!そうですね!!自分の人生を生きる楽しさですね!ってなった。

 

ものをつくることは楽しい。それは思っていたけれど、なぜ楽しいのかは言語化できていなかった。そうか、自分の人生を生きる楽しさか。おじさん、ありがとうございました。

 

 

 

話変わって。

こないだミュージシャンの友達と曲をつくりましてな!とても楽しかったです!!


僕はライターなので歌詞を書いて、友達に曲をつけてもらいました。こないだライブで披露したら好評だったそうで、満足満足。いま一番楽しい趣味かもしれない。

 

音楽に関してはずっと受け手だったんだけど、一度でも自分でつくってみると受け手としての楽しさも倍増するね。

音楽はリズムを楽しむタイプなので「この曲は歌詞がいいんだよ」なんて言うことはあまりなかったのですが、歌詞を書いた後でいつもの曲を聴くと、今までスルーしていたフレーズのすごさに気づく。

 

YUIのSUMMER SONGの一節


青春ってほんのちょっと意地悪だよね

 

とか好き。これはいいコピーだ、ってしみじみ味わう。もしこのフレーズを自分で思い付けたらテンション上がるだろうな〜なんて想像したり。

 

 


ものをつくることの楽しさとは、自分の人生を生きることの楽しさ。


自分の人生を楽しむためにも、受け手としてより楽しむためにも、自分の周りにあるものを一度つくってみるのはおすすめです。

地方創生の鍵は「その日にセックス出来る街コン」

この記事は以前に書いていたブログから持って来ました。

僕は現在ライターをやっているのですが、その前にまちづくりと学生&若手社会人へのキャリア支援で起業しておりました。その頃に書いていたブログです。

 

今回の記事は、行政の方から定住人口増加のための相談をされた時に思いついた話です。では以下から当時の文章になります。

 

 

 ーーー

 

 

街コンって基本ごはん食うじゃん。

あれってクソつまらねえと思っていて、たぶん一緒にツイスターでもする方が参加者の仲は深まるはず。

 

街コンの評価はそのイベントのカップル成立率とその後の結婚率でなされるべきで、その日にセックス出来るくらい仲良くなれる街コンが理想だと思うの。

 


「その日にセックス出来る!?カップル成立率の高い街コンまとめ」

 

こんな記事あったら読むもん。

 

その日にセックスまで持ち込むには、お互いの価値観とかをすべてさらけ出すようなコミュニケーションが必要で、それを引き出すコンテンツと工夫が必要で。

 

地元のどうでもいいレストランや居酒屋をまわる街コンなんてやる価値はなくて、本気でこどもを増やしたい自治体は「どうしたらセックスまで行くか」を真剣に考えるべき。

 

 

ーーー

 

この「セックス街コン」はすごい誤解されやすいアイデア。絶対ふざけてるって思われる。

 

だけど僕は、街コンという企画の本質を考えてここに着地したのです。

 

そもそも街コンとは?なにをするのが目的なのか?どんな問題を解決するための企画なのか?

 

 

自治体の人口減→税収減が問題。住民に結婚して子どもをつくって、我が自治体に定住して欲しい。そして税金を納めて欲しい。

というのが企画の始まりであれば、メシ食ってLINE交換しただけで終わっていいの?違うでしょ。

 

街コン→カップル成立。ここまでは最低持っていく必要がある。だとしたらカップルになるほど男女をマッチングさせるコンテンツを考える必要がある。

って考えて出て来たコンセプトが「その日にセックス出来る街コン」でした。それぐらいお互いを知れるコミュニケーションをデザインするべきだと。

 

僕はこんな感じで、問題の解決までスッときれいにロジックが通っている企画をやりたい。きちんと問題の解決に繋がる本質的な仕事をしたい。

 

 

行政「街コンやりたい」

 

ぼく「なんで?」

 

行政「うちの自治体で結婚する人を増やしたい」

 

ぼく「なんで?」

 

行政「人口減で税収減は困る」

 

(本当はここで「なんで税収減だと困るの?」ってもっと掘りたい)

 

ぼく「なんで街コンすると結婚する人が増えるの?そこは論理的にどう繋がっているの?」

 

行政「ええっと…」 

 

 

こういう論理が一本道で通っていない企画がすげえ腹立つ。怒りが湧くレベルで引っかかる。

つうかまだこの例はいい方で、

 

 

 

行政「学生を集めてまちの特産品をつくりたい」 

 

ぼく「なんで?」

 

行政「隣のまちがやってるから」

 

 

最悪。やろうとしたきっかけが問題解決のためですらない。

 

他の自治体がやってるから、って発想が最悪。

そこは人口3万もいない自治体で、隣の人口もそれぐらいだったんだけど、その規模なら特産品つくっても同じような物になって食い合いになるだけだろ?少しはモノを考えーや。

 

 

こんな感じで、まちづくりの仕事をしていた当時は、いつも行政側の要望が根本から引っかかってしまってました。

 

当時23歳だったので、根本から引っくり返せる提案力がなく、また行政特有の「もう議会で承認されてしまったので…」みたいな意思決定システムもあり、こんなことやらない方がいい、と思う事業を進めるために仕事をする状況でした。

 

なので全く結果を出せず、まちづくりの仕事は半年ほどで頂けなくなりました。大学で地方行政を専攻していたとはいえ、経験も信用もない段階でやるには早すぎる仕事だったと、当時に思いました。

 

 

 

 

僕も最初の起業を失敗し、ニートまで経験してちょっと大人になりました。そこで改めて考えると、

 

「その日にセックス出来る街コン」を世に出したければ、このネーミングを外に出さないことだと思います。

セックスの単語が与えるマイナスのイメージが強すぎて、企画の本質を理解してもらえない。例え本質を突いているとしても伝わらなければ意味がない。

なのでセックス街コンのコンセプトは自分の腹のなかにしまっておいて、提案としては「参加者同士で飲食をすることにプラスで、参加者同士の仲が深まるようなコンテンツを考えませんか?」これぐらいで抑える。

 

「その日にセックス出来る街コン」というコンセプトは今でも正しいと思うけど、自分の正しさを真正面から主張していたらいつまで経っても実現しない。分かってくれる人を待つのではなく、分かってもらえるように伝える。ゴールは問題解決なのだから、それに関係ない邪魔なプライドは消し去るべし。

 

 

 

いつか実現したいねー。カップル成立率が高い街コン。

街コンに限らず、コミュニケーションの在り方に問題関心があるんだよね僕は。

 

ライターとして企画中のサービスも、コミュニケーションを促進させるツールだったりします。

早くプロトタイプつくろう。 

遊びたい社会人多すぎ!大学生かよ!

社会人になったのにまだ大学生みたいに遊びたいやつ多すぎじゃない?

土日遊ぶために平日働くんじゃないぞ。

 

 

もう社会人なんだから価値を受け取る側ではなく、価値を生産する側に回らないとアカンのやで。価値生産マシーンや。価値生産マシーンとなってカネを稼がなアカンのやで。遊んでる場合ちゃうで。

 

 

「本格的な仕事は30代から。20代は遊んでて大丈夫でしょ」

 

 

大丈夫やないんやで。

 

30歳になってしまえば世間の「理想の30代」という偶像の圧力が強烈に襲って来るんやで。もう転職も起業も、自分探しの旅という名の現実逃避も気軽に出来ないんやで。

インド行ったところで人生なんて変わらへんのや。カレー食って終わりや。あいつらほんまにカレーばっか食っとるから、ちょっと気を抜くと三食カレーとか平気でなるで。

 

 

インドの話はええねん。唯一行ったことがある海外の国だからつい書いてもうたわ。

 

 

30歳になったら無謀な挑戦は出来へんゆうことや。

だから20代のうちに、挑戦して失敗して成長しておくんやで。社会にお見せ出来る自分を育てておくんや。20代はそのための期間なんや。その日が楽しいだけの浪費的な遊びに夢中になってる場合やないんやで。

 

 

ワシ25歳なんやけど、先週にベテランの方々と交流する機会があったんや。

 

自己紹介がてら、つい最近まで実家でニートしとった話、また新しく挑戦しようと思っている話をしたんや。

そしたらな、ベテランの方々、めっちゃあったかい言葉をくれるんや。ちょっとびっくりするくらいやで。

 

やっぱり苦労して来た人は若者を応援してくれんねん。20代の失敗を許してくれんねん。そして挑戦を後押ししてくれんねん。ほんまこの時期は貴重やわ。だからみんなも一緒にがんばっていこうや。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんか早い段階からこいつに人格取られたわ。

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もう社会人なんだから遊びの話もいいけれど、仕事の話で盛り上がりたいよね!

仕事の話も愚痴じゃなくて前向きな話がいいね!前向きに話せる仕事を見つけたいね!

愚痴しか出ないような仕事ならやめちゃえばいいと思うね。最低3年勤めろ。なんていう詠み人知らずの謎の文言をみんな間に受けてるけど、あれは雇う側の都合だからね。すぐやめられちゃうと採用にかかったコストを回収出来ないから言ってるだけで、未来ある若者のことを思った言葉じゃないからね。

若者の挑戦は歓迎されます。腹のなかに何かしらを抱えている人は、今がそれをやる一番のチャンスなのです。いっちょやったりましょうや。

 

 

 

 

僕の自己紹介記事はこちらです!

karasimentai.hatenadiary.jp

 

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ペンは剣より強し

ペンは剣より強し。見よ、魔法使いの杖を!

魔法使いの魔法は、その手から繰り出されるのだ。

『リシュリーあるいは謀略』ーエドワード・ブルワー・リットンー

 

 

ペンは剣より強し。

 

いつだって言葉が世界を変えてきた。

世界を変えた人には、世界を変える言葉があった。

歴史が変わった瞬間には、歴史を変える言葉があった。

 

 

私には夢がある。

それはいつの日にか、私の4人の小さな子供たちが、肌の色ではなく、人格そのものによって認められる国に住めるようになる。という夢だ。

マーティン・ルーサー・キング牧師ー

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おもしろき

こともなき世を

おもしろく

高杉晋作

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死んで肉体は消えても、その思想や哲学は言葉として残る。

そして時代や国を超えて広がっていく。人を感動させ、人を動かす。

 

 

 

僕も前のブログと合わせると、人に見せる文章を書いて1年&100記事を超えました。だいたい1記事1000文字以上は書いているので、1000×100=100000  10万字。10万字…‼︎

 

10万字も書きましたから、言葉の力、文章として発信することの価値を、僕は誰よりも知っている。

 

今はずっと欲しかった、同じ志を持てる仲間がいて、尊敬できる先輩がいて。

そういう繋がりが出来たのも、言葉を生み出していたことが大きい。

 

普通だったら1回会っただけで終わってしまっていた人が、僕の言葉に応えて言葉を返してくれる。そうやって続いている交流がいくつもある。

 

 

思いは言葉にしないと届かなくて。でも言葉にしたら自分が思っているより広く、深く届いていて。

 

「おまえ読んでたのかよ」ってなやつから「読んでいただいてたんですか!?恐縮です!!」なお方まで。

 

ブログをシェアするフェイスブックのコメント欄もいつも平和。変な批判コメントとかマジでない。オラついた記事なのに平和。みんなきちんと受け取ってくれている。

 

 

 

みんなもっと書けばいいのに!!!

 

ってめっちゃ思う。書いたら自分の整理になるし、意外とみんな見てくれる。少なくても僕は見ます。

あなたの素敵な思いに共感してくれる仲間も増えまっせ。


半年もやってると言葉だけがひとり歩きし始めて、はじめましての方から「ブログ見てます!」って言われるようになる。初対面なのにすっごい盛り上がれる。


前の仕事のお客さんで、はじめて会う前に自己紹介用にブログのリンクを送っておいたら、当日「ブログ全部読みました!」っていう人がいて、あれは最高に嬉しかったな。それだけで好きになった。

 

 


10万字も人に向けて書いていれば、もう書かないことがありえない。無人島でも刑務所でも紙とペンだけは持って行きたい。



 僕はライター。魔法使い。

言葉の力を誰よりも信じるもの。

 

ペンは剣より強し。見よ、魔法使いの杖を! 

やりたいことがあることの尊さ

最近気づいた自分の欲求があるんですよね。欲求って生き方に繋がるじゃないですか。「おもしろいことをしたい!」って人はおもしろいことをする人生になる。だから自分にどんな欲求があるか考えることって大事。
 
 
僕の欲求は、
 
コソコソしたい!
 
コソコソ裏で動いて人を感動させたい。強烈なライトが当たる舞台に立って「いかがでしたか、みなさん!」なんて挨拶せずに、会場の隅から興奮する観客を見て、ひとり満足げに微笑みたい。
 
 
 
 
…暗っ!!
 
もうコソコソしたい自分を受け入れましたが、発見して5日くらいは自分の暗さに引いてました。
 
でも前に出たいタイプじゃないしね。みんな注目されると恥ずかしくて顔が真っ赤になるしね。本当は出来るだけ自分の影を消したいんだ。※ブログは例外
 
 
 
京都の仕事仲間、K藤と一緒に居て気づかされたんです。
 
K藤は僕の分身みたいなもんで、K藤を人に紹介する時は「僕がもう1人いるって思ってくれればいいです」って言う。
それだけ共通する2人だから、細かい違いがすげえ目立つ。
 
K藤は自分が前に出てしゃべりたいタイプ。
僕は前に出たくないし、たいしてしゃべりたいとも思わない。
 
K藤は明るく夢を語る。
僕は冷静に現実を語る。
 
2人でお互いの違いについて問答していると、僕が暗いって事実ばかりが溜まっていくんですよ。言うほど暗くないのに!K藤と比較した時に、どちらかと言えばってだけ。全部K藤のせい。
 
 
 
コソコソの欲求に気づいてから意識していたのが、
 
自分の最大価値をいかに発揮するか?
 
です。
 
このコソコソを素直に受け入れるとしたら、組織の代表をやるのは違うんだよね。確実に裏方。
 
最近は2番手でもいいと思えるようになったので全然オッケーです。
東京で最初の起業を華麗に失敗したおかげで、無駄なプライドも少なくなってきたし、変な必死さもなくなったし。
 
他人のビジョンを信頼できるようになったというか。
昔だったら人がやりたいことに対して「なんでそう思うんですか?」って詰めまくったけど、今はだいたい共感できれば「いいですね」で終わり。
 
自分の方が優れてるって証明したかったのかもね。だから人の考えの浅さを露呈させたかった。自分のビジョンの方が深く考えられてて本質的だって思いたかった。そんな気がする。
 
自分のビジョンが1番だって思わなくなったなぁ。
 
ニートの時にやりたいことなくなって、何のために生きたらいいのか分からなくなった。
あの時間を経験したから、やりたいことがあるってそれだけで尊い
だから他人の夢に触れると「素敵です」ってなる。尊い気持ちでいっぱいだから、うっとうしい議論を吹っかけようなんて思わない。「ぜひ実現しましょう」ってなる。
 
 
今ひとつ、ライターとして実現したいサービスがあって、それは絶対カタチにしたい。
逆にそれが出来たらコソコソ生きる方、人の夢を実現する方に専念しようかなぁ。K藤という共感し、信頼できる、そして僕より明るいやつがいますからね。非常に担ぎやすい神輿。K藤を担いでわっしょいわっしょいですわ。