起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経てライターしてます。企業理念の策定、発信代行などをしています。平成3年生まれ。

例え世界を滅ぼすことになったとしても、やりたいことがある。

昨日、東京の友達と京都の仕事仲間を邂逅させました。


僕は最初の導入、紹介だけして、2人が話すのを横で聞いて書記してました。この記事では2人の会話を取り上げながら、その時は言わなかった僕のコメントを挟み込んでいきたい。

 

まずは2人の紹介を。K藤が京都の仕事仲間、N部が東京の友達です。

 

K藤〉寂しい思いをずっと抱えてきた。本気でやりたいことも否定されてきた。じゃあ普通に生きるかって思ったけど大学受験失敗。3浪。高卒で就職か、専門学校か。行きたくねえ。でかいことしたいって野望はあったのと同級生に年収で勝ちたかった。それで起業を選んだ。イベントやったり人事のコンサルしたりした。でも起業家でありたい。自分で事業、組織をつくりたい。そんな中、2016年夏。夏らしくキャンプしてえな。そもそも寂しいし友達が欲しい。社会人も学生も仲良くなれる、本気になれるキャンプを企画しよう。大成功。友達が欲しい。わかり合いたい。そこが埋まった次は?戦いたい!命を燃やし尽くしたい。世の中こうしたらおもしろいんじゃないの?を実現したい。好きな言葉ではないけど、志を持って世界を変えたい。そういう仲間、戦友が欲しい。毎日をめっちゃ楽しく生きていたい。

 

 

N部〉中二から車椅子乗ってる(若年性パーキンソン病)。障害者支援の会社で経理を担当。障害者として一般企業で働く経験をしてる。障害を武器として誇りを持ってアピールしたい。そういう生き方を提案したい。障害者の働き方を変える。健常者の働き方に合わせるのではなくて。障害の重い方がお金を稼げる、価値を提供できる的に変えられないかな。そうなれば障害者は弱者、支援する対象ではなくなる。

 

 


大いに盛り上がりまして、2人とも僕と話す時にはしたことのない話をするのがおもしろかった。特に「いい話だな」と思ったのがこちら。

 

 

N部〉いい結果か悪い結果か、どっちに転ぶか分からないけれど、変えたいことがある。やりたいことがある。例え結果人類を滅ぼしたとしても。

 

おれ〉あるよねー。

 

K藤〉野望だよねー。

 


例え世界を滅ぼすことになったとしても、やってみたいことがある。
僕の中ではけっこう前から常識だったけど、他人の言葉で聞いたのは初めてな気がする。

 

やばいやつだよねー。ただのテロリスト。破壊神。


でも「ここが問題だよな。こうやったら解決するんじゃないかな」って思いついちゃったらやらずにはいられない。誰も望んでいないとしても。本気で問題意識を持って変えたいと思っていることなら、結果人類が滅びる可能性があろうとやらずにはいられない。恐ろしいエゴ。まさに業。そういう業を持った人と仲間になりたい。人生を共にしたい。

 


K藤〉自分がやりたくて世界もそれを望んでいる。そのバランス。それを見つけるのが20代だと思う。

 

僕もそう思う。僕は「社会との接点」と呼んでいる。ニートしてた頃に社会から切り離れてしまった経験から出た言葉だろう。

 

自分が楽しんで出来て、人からお金がもらえること。
それが僕の思う仕事の定義で、その仕事が社会との接点になる。今年の目標は、その接点を見つけて確立すること。


別にお金が欲しいだけだったらなんでもいい。普通に企業に入ればいい。でもそれで楽しいかというと、それで「生きてんな、おれ」って思えるかと言うと、個人的には怪しい。

 

つうわけでやるしかねえんです。やるしかねえんです。最近、社会人として意識が低すぎることに気づかされましたので、挨拶は元気よく自分からする。遅刻をしない。納期を守る。まずはここから出来るように頑張ります。

 

価値観を広げる方法。自分が否定していることに挑戦する

昨日とあるセミナーに参加して、悟りのアップデートが起こりましたので共有させていただきます。
 
講師の方に言われたのが、
「自分が『価値がない』と思っていることを確かめろ」
 
自分がやる前から否定していることが本当に価値がないのかやって確かめてみること。
 
 
昨日まで採用していた悟りは、
「新しいことをすれば新しい学びがある」
大学生の時にもらったやつです。これが昨日の次のように革新されました。
 
 
「自分が否定していることに挑戦すると世界が広がる」
 
 
このアップデートやば〜い。
 
 
 
 
新しいこと。つまり自分がやったことがないこと。絶対値で言うとゼロですね。
 
対して自分が否定していること。価値がないと思っていること。これはゼロ以上にマイナスなんだよね。仮にマイナス5としておくと、
 

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こうなります。
 
では実際にやってみて「おもしろいじゃんこれ!」となった場合。プラス5としておきます。そうすると、
 

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新しいことの絶対値の幅は5。否定していたことの絶対値の幅は10。絶対値の幅が自分の世界観、価値観だとすると、新しいことは5広がったのに対して否定は10!!世界が倍広がってる!
 

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「新しいことにチャレンジしましょう」ってよく言うけど、実はその先を行く姿勢があったんだなぁ。
 
 
 
 
ということで、僕が否定していることを書き出してみよう。
 
 
ハロウィン!クソくだらねえ。
でも今年はやってみようかしらん。
 
まあこんなのはどうでもいい。
 
 
2017年挑戦したいのは、両親に感謝を伝えること。
 
ほげぇ。。書いただけで内臓がざわつく。
両親の誕生日とか、父の日&母の日とか、なんにもしたことないもんな。そもそもする気にもならない。感謝の念よりめんどくさい気持ちが勝つ。
 
「尊敬している人は両親です!」とか言うやつ頭おかしいと思うもんね。おめえは親の価値観を超えられないのか、つまんねえやつだな。子育て失敗。こんな感じでスーパー否定している。絶対値はマイナス。だからこそ、ここに踏み込めば一気に世界が広がる。
 
はぁ。でもやりたくない(笑)
 
 
ここに挑戦しようと思うようになったのは周りの影響です。23歳の「第一次起業時代」だったら、両親との不仲、というキズをぺろぺろ舐め合って、傷口から雑菌が入ってより悪化する。そんな友達がたくさんいたのに、25歳の今いなくなろうとしている。
 
むしろ「母親に『産んでくれてありがとう』って言ったことがある」とか「父親と酒を飲みながら仕事の話をする」みたいな人ばっかりになろうとしているから、そら生涯反抗期かと思っていた僕も「チッ、しょうがねえな」ってなるじゃん。
 
 
つうわけでえ、関東住みの両親へ、京都の美味しい物でも送ってみようと思いますよ。
電話するとか手紙書くとかハードル高すぎるんで。高すぎてハードルじゃなくてゲートになってます。跳び越えるのではなく下をくぐってしまう。あくまで「メインはモノですけど?感謝を伝えることじゃないですけど?」という反抗期的な照れ隠し。
 
そんな感じでちょっとずつ、コミュニケーションをはじめていきます。
 
 
 
 
 
 
 
〈編集後記〉
本質的な価値観を変えてくれたセミナーでした!
講師の方、運営の皆さん、参加者の皆さん。あと誘ってくださった先輩、ありがとうございました!!

マーケティングとは、文化をつくること

最近の悟り。マーケティングとは、文化をつくること。

僕はマーケティングという言葉がずっと腑に落ちなくて、就活の時に面接してくれた社長全員に「マーケティングってなんですか?」って質問したぐらい。大体みんな「モノを売るための全ての活動」的な答えでした。でも僕の中では腑に落ちない感じがずっとありまして。

それで、23歳の時に獲得した答えが「マーケティングとは、需要を創り出すこと」
きっかけは参加したビジネスコンテストで、チームの課題が「商店街の文房具屋をいかに存続させるか?」
「今は文房具ってだいたいコンビニで買えてしまって、わざわざそれだけ買いに文房具屋に行かない。ということで文房具の需要そのものを増やす必要がある。成人した息子に父から万年筆を送る。そんなイベントがあったら万年筆が売れるよねー」そんな話をしてました。

あの時は需要をつくるんだと思っていたけど、これも文化ですね。成人したら父親が息子に万年筆を送る。

「おまえも大人の男になるんだから、万年筆の一本も持つべきだぞ。どれ近所の文房具屋に買いに行こう」

こうやって文化をつくったおかげで万年筆が売れる。

 

身近な例で、文化となったマーケティングを挙げると、書いてる今、2月。季節で言うとバレンタインデー。チョコレートを売るためのマーケティング。
チョコ売りたいなー。みんなおやつ以外にもチョコ買ってくれないかなー。チョコって甘いじゃない?甘いチョコと一緒に甘い気持ちを伝えるってどう?キャーーー。みたいな。めんどくさいから本当の起源とか調べんぞ。

あと父の日&母の日。母の日の方が分かりやすいな。みんな花買ってくれないかなー。特にカーネーションが売れ残っちゃうんだよなー。割愛。で、母の日にカーネーションと一緒に感謝の言葉を伝えましょう。と。

バレンタインデーにチョコを買うのも、母の日にカーネーションを送るのも、誰も疑問に思わないでしょ。そうするのが当たり前。それぐらい浸透して文化と呼べる。


じゃあ問題は、どうやったら文化になるのか?
多くのプランナーが、モノを売るための文化をつくろうとしてつくりきれなかった。なぜか?
いまの理解は、それは人を幸せにする文化か?ということ。

父の日&母の日。両親に日頃の感謝を伝えるイベント。ありがとうと言い、ありがとうと言われる。幸せ。
バレンタインデー。好きな人に気持ちを伝えるイベント。好きだと言い、好きだと言われる。幸せ。
こういう人を幸せにするマーケティングが文化になる。みんながやりたいと思うようなイベント。

逆に山ガールとか消えて来てるよね。なぜなら大して人を幸せにしないから。浮かれてんのは「山ガール♪」とか言ってる本人だけ。どうでもいい。結局やってることは山登りだから新しいコンテンツじゃないし。


というわけでライターでもなんでも、どうせ新しいことをやるんだったら、文化となるぐらい人を幸せにするモノを世に届けたいと思う2月の京都。

 

〝15歳のおれ〟から卒業しようと思う

仕事がひと段落した17時から19時まで昼寝(?)をかましてやりましたので、24時を回った現在も絶賛営業中です。だけどちまちました仕事をする気にはならないので、最近思うことをべろべろ書いていきます。


京都に住み始めて2週間が経過しました。僕の特殊能力のひとつ「どこでもすぐに馴染む」を発動したため、すでに我が故郷です。そして、やっぱりいざ住むとなると観光とかしないね。外に出るのは仕事関係のみ。アポがない日はほぼ家から出ません。スーパーへ買い物しに行くだけです。
京都の仕事仲間としゃべっていて気づいたのが、多くの労働者は平日の仕事がつまらないので休日に遊びたがる。私どもワークライフカオスは仕事がいちばん楽しい遊びでもあるため、休日にまで遊びたい欲求はない。むしろ仕事で気力を使い果たしているので、せっかくの休みは積極的に家に居たい。
ということで、すでに京都を観光することのモチベーションの大半が、自分が楽しむことよりも、フェイスブックで京都の魅力を発信する。東京から来た友達を案内できるようになる。ことだったりする。


よし、ここから大事な話になります。
こないだ前述の仕事仲間に紹介された人と対話していて気づかされたことがある。
その人は「自分の中に弱くて小さい、誰にも見せられないほど恥ずかしい自分が居て、そいつをずっと檻の中に閉じ込めていた。でもある時からその小さい自分と対話をし始めた。対話を通して少しずつ、弱くて小さい自分を自分の一部として認められるようになった」
自分の中に、〇〇な自分っていう存在がいる、という視点が僕にとって新しい。

この話を聞いて思ったのが、僕は弱い自分が居て、その子を閉じ込めているってよりも〝 誰も信用できないから、自分で考えて自分だけを信じて生きようと思っている15歳のおれ〟が居て、こいつが先頭に立って自分という存在を引っ張ってくれている。僕の根本である、すべてを疑ってかかるところ、反骨の精神、表面に出るオラついた態度&言動は、全部15歳のおれが持っているもの。15歳のおれに教えられたこと。本当にこいつのおかげでここまで来れた。15歳のおれが生まれなかったらマジで今とは全く違う人生になっている。もし居なかったら?そんな想像が出来ないくらい15歳からずっと自分の中心で、ただ一人、信じて頼れる存在だった。


でもそろそろ、彼に頼り切るのを卒業しないといけない。15歳のおれだけにすべてを受け止めてもらうのをやめないといけない。

なぜなら、15歳のおれが感じていた憤りや悔しさ、そして淋しさを元にした負のモチベーションでは、ここから先、通用しないと思うから。人が自らなにかを成そうと思うときは、辛い経験から生まれた負のモチベーションから出発することが多いけど、そしてそれは尋常じゃない力になるけれど、でもやはりどこかで、正のモチベーションに移り変わっていかなければならないのだと思う。そうしなければ真に事を成すことは出来ない。

そういうことで15歳のおれから卒業しようと思う。もちろんその存在を消すってことではなくて、ひとり孤独な場所から降りて来てもらう。それか僕も隣に立たせてもらう。

僕もやっとモチベーションを見つけた。自分を評価してくれるお客さんのために仕事をする喜び。信頼し、信頼してくれる仲間と一緒に仕事をする喜び。いつか、あの頃の自分と同じように、世間から外れてグズグズ言っている子を拾いあげて面倒を見て、その子が真っ直ぐに輝けるかたちで世の中に送り出してあげたい。そしてみんなで一緒に、僕らにしか出来ない最高の仕事をする。

もうほんとこれだけ。これが僕の人生でやりたいこと。

 

ライターの仕事でやっていけるようになったとき、僕は15歳の自分にはじめて伝えることが出来る。

今までありがとう。
これからもよろしく。

【新福菜館】京都駅周辺で半日観光プラン【三十三間堂】

今年、2017年から京都に住み始めました。ということで京都の紹介もしていきましょう。

 

仕事で京都に来て、昼過ぎに打ち合わせ終了。観光したいけど、今日のうちに帰らないといけない。
そんなビジネスマンがいるかな?と思いまして、京都駅周辺で半日で楽しめる観光ルートを見つけて参りました。飲食店、観光名所、喫茶店の順でお送りします。

 


14時13分 京都駅

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出発は京都駅からです。 仕事もひと段落したところで、まずはお昼を食べに行きましょう。ほないきまひょか。

 

14時20分 新福菜館

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駅から歩いて7分。京都で有名な新福菜館です。この時間でもお店の外に4人並んでいました。


中華そば(並)と人気の焼き飯です!

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まずラーメンを。

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うん、うまい。醤油の深い味わい。

 

続いて焼き飯。期待が高まる見た目。

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うお、うまい!焦がした醤油が香ばしい!そして素晴らしいパラパラ感。
はじめて食べる味のチャーハン。

これは、あれだな。

焼きおにぎりの味がする。

この例えはよろしくない気がするが、思いついてしまったが最後、焼きおにぎりの呪縛から永遠に逃れることは出来ない…。

パラパラで美味しい焼きおにぎり改め、焼き飯でした。ごちそうさまでした。

 


さあ、観光をしましょう。歩いて次のスポットまで行きます。やはりはじめての土地を味わうには歩きがいいですね。

 

橋を渡ったり。

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こんなお店を発見したり。

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スパッションさくらゆ

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スパッションという新しい言葉に出会ったり。
このワードセンス。ここが京都におけるニューカルチャーの発信地なのではないか。

 

15時10分 三十三間堂です。新福菜館から徒歩15分ほど。

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本堂の中には仏像がズラー

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 堂内撮影禁止のためスクショで

マジひたすら仏像がズラりんこ。設置してある解説を(ほう)と分かったような顔で(ふむ)と時折頷きながら、インテリジェンスに見ていきましょう。

 

 

お庭も素敵。

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海外から来たカップルのために写真を撮ってあげたりしましょう。おもてなし。先人たちが築き上げてきた、日本人への高い評価を体現するのです。なんかそんな気分になりました。

 


さあ締めは、京都駅に戻っておしゃれなカフェか喫茶店でコーヒーを。
と思っていたんですが、三十三間堂を出てすぐのところにこちらを発見しました。

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僕こういう古い店が好きなんですよね〜。シックとかレトロじゃなくて、ただ古い店。
せっかく三十三間堂まで来たのだからここにします!

 

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実家かな?落ち着きが異常。

 

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喫茶店の王道メニューが並ぶ中、煌々ときらめく一筋の牛丼。牛丼…。

 


コーヒーとスイートポテトを頼みました☆

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ふう、ひと息ついた。ここでもう少し休憩していこう。
と思いきや16時過ぎで閉店だそうです(笑)さすが個人経営。素晴らしい。

 

疲れたので駅までバスに乗ります。三十三間堂から出ています。



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16時50分 京都駅に帰って来ました!

帰りの新幹線、飛行機に十分間に合う時間ですね。お疲れ様でした。ぜひまたおいでやす〜。

 

 

 

 

今回紹介したお店

 

新福菜館

新福菜館 本店(しんぷくさいかん) (京都駅中央口/ラーメン) - Retty

三十三間堂

蓮華王院 三十三間堂

coffee shop まいさか

[食べログ]アクセスが制限されています