起業家ニートライター

起業と引きこもりニートを経験したライターです。社会不適合者でも楽しく働ける企業をつくりたい。【職歴】就職→起業(まちづくり&キャリア支援)→ニート→フリーター→起業(ライター)立命館大学で文章力講座を担当。 2017年より京都在住。 平成3年生まれ。

1文字1円以下で買い叩かれるライターにならないように

ライターの仕事は下の下
最近仕事してて思ったんだけども、ライターの「書く」って仕事はその企画全体のうちの最後の1%じゃないすか?事業コンセプト、メインターゲット、どう訴求していくか?どういう価値を届けたいのか?99%固まってやっと「じゃあこういう文章を書きましょう」となる。ってかそこまで決まってないと書けない。

「この文章はどういう人が見るんですか?」
「見た人にどういう行動を起こして欲しいんですか?」

という情報も必要だし、

「そもそもこの事業はアリなんですか?僕は消費者として欲しいとは思えないんですけど」

と、自分の中で「これはいいですね!」と納得できないと書けない。自分の心に響いていないものを、他人の心に響かせることなんてできないから。


で、世の仕事に「99%決まっていてあとは言われた通りに書くだけ」なんてものはごくわずか。逆に、決まってる仕事はだから安い。

お家デートに関する記事。

ターゲット都内在住の20代〜30代女性。

600文字程度。

〜〜

こういう仕事だと1文字いくらで買い叩かれる。

クラウドソーシングのライターの案件に「記事執筆1000文字500円」とかざらにあって(ライター舐めんてんじゃねえぞボケが)と思っていたけれど、この観点で考えるとまあしょうがない。仕事で大変なのは99%を決めるまでであって、そこまで固まってれば書くのは簡単。だから安い。よってライターの仕事は下の下。

 

最終的には事業全体を見られるライターに
ということで、そら書くだけだったら仕事としての価値は小さいので、お金も小銭しか頂戴できん訳です。

世に「99%決まっててあとは書くだけ」なんて仕事は少ない。PRに関わるライターはどんな事業でも必要だから、事業の統括者は初期からライターを探している。なのでだいたい事業の初期段階から加わることになるでしょう。そこで「僕ライターなんで。書くのが仕事なんで」ってぼーっとしてたらあかん。99%を決める事業デザインにも参加しないといけない。

「多くの競合商品の中から、この商品をお客さんが買ってくれる決め手はなんでしょうか?」

とか、キャッチコピーを考えるのに必要な要素をこちらからヒアリングしていって、 もしバシッと決まっていなければ一緒に考えていく。というわけでライターって(恐らくほとんどの職種が)最終的には事業全体が分かっていないといけない。

10%しか固まっていないプロジェクトを一緒に100%までつくっていく。そういう能力が必要だし、僕はそういう仕事がしたい。そっちの方がおもしろいから。

 

筋を通すのが仕事
この話をこないだ出会った編集プロダクションの方にしました。「ライターって書くことよりも書くまでの仕事が重要ですよね」って。

「筋を通すのが仕事だ」とその方はおっしゃっていました。

社会から見た時に「お前それお金が欲しいだけじゃん」と思われないように、「この事業は社長、あなたが本当にやるべきことなんですか?」と問い詰める。誰が見ても素晴らしいと言われる事業をつくるまでが仕事で、それができて初めて企画考えたりする。とのこと。僕の中で最近キテるので共有です。筋を通すのが仕事だ。

 

好きな人と仕事をする
以上を踏まえて、

自分が好きな人と仕事をするのが1番だな!

と思うわけです。てゆうか最低条件。

事業デザインに参加するってことは、こちらからグイッといかなきゃいけないわけですよ。その踏み込んだ提案をする原動力になるのが結局、

「この人のために仕事をしたい」

「この素晴らしい商品を世に届けたい」

という気持ちだと思うんです。お客さんが好きかどうか?関わる事業や商品を、本当に人のためになるものだと感じられるか。

ここがないとわざわざ提案しようという気が起きないじゃないですか。依頼されたことだけやっていればいいや、と。だってもらえるお金以上に仕事をしたら自分が損だから。自然で論理的な行動。この損得を超えるのが、僕の場合、好きとか共感とかなのです。

「この人と一緒にいい仕事をしたい」

という情熱なんですよ。

なので若輩者ですが、自分が好きになれない人、共感できない仕事はやらん方がいいなと強く思います。悪事の片棒を担いで、世の中に不幸を撒き散らすのはよくない。どうせ撒き散らすのなら、幸せの方がいいっすよね。